『貧乏ゆすり』は健康いい!?意外な貧乏ゆすりの健康効果と正しいやり方&ネーミング由来

たまにうちでやってしまう貧乏ゆすり。

小さい頃にも椅子に座って足をブランブランしていたら、親に「パチン」と足を叩かれた苦い思い出のあるあの貧乏ゆすり。

大人になった今は、他の人がしているとイラっとしてしまうので、私は外では絶対にしませんが。。。

貧乏ゆすりをするとなぜか心が落ち着くんですよね。したい衝動に駆られているときは、ストレスが溜まっているのかな?なんて考えたりもします。

そして、意外なことに貧乏ゆすりをすると健康にも股関節にもいいという超意外な記事を見つけたので、

貧乏ゆすりの正しいやり方、健康効果とあわせてネーミングの由来についてもご紹介しようと思います(。・ω・。)

貧乏ゆすりは股関節にいい?

まず、貧乏ゆすりは股関節の痛みや違和感にいいらしいんです。

正しくいうと、変形性股関節症という病気ですね。

  • 脚の付け根が痛い
  • 違和感がある
  • 脚を動かせる範囲が減った

などなど、中高年の女性に多い変形性股関節症。

普通は3~4mmくらいある軟骨が摩擦や、変形で徐々になくなってしまい、骨と骨がぶつかり合う為、痛みが出て、その股関節の痛みを我慢して動いていると、変形したほうの足が短くなったり、歩き方にまで影響が出てしまいます。

そして、膝や腰などほかの部分に余計な負担がかかってしまうという病気なのだそうです。

その変形性股関節症を改善する方法のひとつがなんと貧乏ゆすり。

・夜も眠れないほどの股関節の激痛が3ヵ月で消失し、人工関節手術を回避できた(53歳・女性)


・ほかの病院で人工関節以外の治療法はないといわれた変形性股関節症が改善し、階段をスタスタ昇れた(41歳・女性)


・温存手術後に再発した変形性股関節症が改善し、2年後に股関節のすき間がはっきりと確認できた(71歳・女性)

株式会社エイチアンドアイ

でも、変形性股関節症の一番の治療は、体重を減らすこと。

そして、最近わかってきたのが『貧乏ゆすりで筋力をつけると良い』ということ。

貧乏ゆすりで股関節周囲の筋力がつくのかな?と疑問に思いましたが、貧乏ゆすりの細かい振動で繊維軟骨ができて、股関節の表面が覆われ痛みがなくなり、スムーズに動けるようになるらしいのです。

本当意外ですよね。

スポンサーリンク

貧乏ゆすりの意外な健康効果

その他にも、貧乏ゆすりには意外すぎる様々な健康効果があります。

手足の冷えの解消

たった5分間の貧乏ゆすりで、体温が平均2℃も上昇したという結果があるそう。

体温が1℃上がるだけでも免疫力が5〜6倍上がると言われているので、これからの季節、風邪を引かないですむかもしれません。

むくみの解消

太ももをはじめ、足の筋肉の運動量が意外に多いので、夕方にひどい足のむくみの解消にもなります。

エコノミークラス症候群を予防

こちらも血行に関することですが、長時間同じ姿勢でいると血が固まり、血栓ができてしまい、その血栓が肺に到達してしまうと、エコノミークラス症候群(肺塞栓症)が起こります。貧乏ゆすりはその血栓ができるのを防ぐ効果もあります。

ストレスの発散・リラックス効果

貧乏ゆすりのようなリズム運動には、うつ状態になると減る「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質を増やす効果があります。

神経の興奮を抑制するために、無意識にセロトニンの分泌を促しているという説もあります。

また、体の一部を動かすことで意識をそらし、不安を緩和する効果も。無意識に同じ動きを繰り替えすという行動も、ストレスの発散や、リラックスすることに一役買っているそうです。

集中力アップ

貧乏ゆすりをすると、血液が頭まで運ばれやすくなり脳が活性化し、集中力が高まる効果もあります。

肥満予防

世界保健機関(WHO)は、肥満予防のため、1日当たり200キロカロリー消費するよう推奨していますが、海外のある研究によると、これは貧乏ゆすり2時間半に相当するという結果が出ています。

貧乏ゆすりも、運動になるんですね…

おそるべし、貧乏ゆすり。

死亡リスクを下げる

デスクワークをしていたり、座ってばかりで運動を全くしない人は、糖尿病などが発症する危険性が大きくなると言われていますが、海外の研究では、その運動不足が貧乏ゆすりで解消、さらには貧乏ゆすりをすることにより、死亡リスクを下げる効果があるという結果が出ているそう。

正しい貧乏ゆすりのやり方

  1. 椅子に座り、背筋を伸ばしてリラックス
  2. ひざを上下に大きく、一定のリズムで動かす(1秒間に3回)
  3. 片足を5分間ずつ
  4. ひざを開いてゆする方法でもOK

   早い人なら1週間でつらい冷え性が改善します(。・ω・。)

※夜(寝る前)に長くしてしまうと、脳が興奮して眠れなくなるので、そこは要注意です。

 

どうして貧乏ゆすりと言うの?

どうして貧乏ゆすりというのか、ネーミングの由来を探ってみました。

貧乏ゆすりは「貧乏ぶるい」「貧乏ゆるぎ」ともいわれ、「貧乏な人は、寒さや空腹で震えていたため」。

最古の用例は江戸時代らしいです。

どうして貧乏ゆすりをしてしまうの?

貧乏ゆすりが癖になっている人は、貧乏ゆすりをしよう!!と思ってするわけではなく、足が勝手に動いてしまって揺らし始めてから『あ!また貧乏ゆすりしてる!』と気づくと思います。でもどうして貧乏ゆすりをしてしまうのか、気になりますよね。実は、原因が完全に解明されているわけではないんですが有力な説をいくつかご紹介。

・ずっと同じ姿勢でいると、下半身の血流が悪くなってしまい、それを解消するために無意識に足を動かしている

・イライラした時に、脳の動きを抑制している部分が働かなくなってしまい、足を動かしてしまう。

・緊張している時に脳が緊張をほぐすために、こわばった身体を動かそうと反応してしまう。

・レストレスレッグス症候群(通称:RLS)という病気の可能性も。

まとめ

上記に書いたように、貧乏ゆすりをすることで得られる健康効果ってこんなにあるんです!!

効果がこんなにたくさんあるのなら、毎日仕事中にもしてみようかなと思うのが正直なところ。

でもやっぱり他の人がいる公衆の面前では、控えておきたいです。。。

他の人がしていたら、私は気になって落ち着かなくなってしまうので。。。イメージ悪いですしね。

 

しかし、これからは『貧乏ゆすり』改め『健康ゆすり』と改名したいぐらいの意外すぎる貧乏ゆすりの健康効果で、私は家で一人の時にやり続けよう!と心に決めました(。・ω・。)

是非みなさんも、お家でひっそりと実践してみてくださいね♪

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください