こんなに栄養が!大葉(青じそ)の栄養成分と簡単育て方★効果・効能と保存方法、青じそジュースの作り方も♪
大葉(青じそ)の栄養成分と自生場所
夏になると実家の庭先に大葉が大量に顔を出します。もうわんさか!
ところで、大葉がハーブの仲間ってみなさん知っていましたか??
かなり生命力強いので、1度タネが落ちると、荒れ地でも問題なく育つ、ど根性ありな植物なんです。
あぜ道などを探してみると結構頻繁に見かけます♬
よく見かける薄い大葉ですが、意外にも豊富な栄養成分があるので、シェアしたいと思います♡
大葉の栄養成分
- β-カロテン
- α-リノレン酸
- ロズマリン酸
- カルシウム
- 鉄分
- ビタミンB1
- B2
- ビタミンC
- シソアルデヒド※香りの成分(防腐・殺菌作用)
大葉の意外な効果・効能
大葉の意外な効果が、精神安定です!イライラを抑え、不眠に効果があります♬あの香りを嗅ぐとなんとなく落ち着きますよね♡
また、眠れない夜は、寝る前に青しそジュースを飲むとよく眠れますよ♡
その他、
- 抗酸化作用のあるβ-カロテンが野菜の中でもピカイチ!たっぷり含まれています。
- 大葉の独特な香りの「シソアルデヒド」と呼ばれる香り成分で、消化酵素の分泌を促して、食欲を増進させて胃の調子を整えます。
- シソアルデヒドには、強い防腐作用・殺菌効果もあるため、食中毒予防の効果がある。
- α-リノレン酸という脂肪酸が含まれていて、α-リノレン酸は、体の中に入るとEPA(エイコサペンタエン酸)に変わります。EPAは、炎症を抑える、動脈硬化を予防する、中性脂肪を下げるなどの働きがあるため、老化の予防になります。
さらに大葉には、「ロズマリン酸」というものも含まれていて、その成分がアレルギーを軽くしてくれる物質として注目されているそう!
そして、大葉に含まれるβ-カロテンは油と一緒に食べると吸収がよくなるので、肉や野菜などを巻いて焼いたりして食べるのがいいのだとか!また、刻むと薬効が高まるそうなので、みじん切りや千切りにした大葉をパスタに混ぜたりするのもオススメ!豚肉の大葉巻きや、大葉の天ぷら・・・美味しいですよねー♡♡♡
大葉ならではのあのいい香りが、これまたいい仕事してくれるんですね♪
青しそジュースの作り方
材料
- 青じそ40枚
- 水1ℓ
- 砂糖100g
- リンゴ酢小さじ1
- 1ℓの水を火にかけ、3~4分じっくり煮出す
- 青しそが煮えたら、煮汁に砂糖を入れる
- 粗熱を取って、粗熱が取れたらリンゴ酢を入れる
- 冷蔵庫で冷やして出来上がり★
このしそジュースは疲労回復効果と食欲増進作用があるので、夏バテにも効果的!大葉の成分のロズマリン酸で炭水化物ダイエットのような効果も★また、強力な抗酸化作用とビタミンCで美容にも◎ジュースにすれば夏でも飲みやすく、大葉の栄養をしっかり摂取できますね♬
大葉の保存方法
大葉は冷蔵で約2週間、冷凍で約3カ月間保存が可能です!
新鮮な大葉は香りが強く、鮮やかな緑色で、葉先までピンと張っているので、この状態のうちに保存しましょう。冷蔵であれば、約2~3週間は日持ちします。さらに、大葉をざく切り、またはみじん切りにして冷凍保存すれば、約1~3カ月もたせることができます。用途に合わせた保存方法で、風味を楽しみましょう。
冷蔵
乾燥しないようにキッチンペーパーに包み、ペーパーごと水につけて湿らせ、ビニール袋や密閉容器に入れて保存しましょう。
冷凍
ざく切りまたは粗いみじん切りにして、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。凍ったまま使用でき、パスタに入れたりドレッシングに加えたり、色々なアレンジで使えます。
しなびかけた大葉を元気にさせる方法
野菜室に入れていた大葉の元気がなくなってしまった場合は、葉全体を氷水に10分程度ひたしましょう。水分が葉先まで行きわたり、ピンとしたみずみずしい状態に戻りますよ。
水から引き上げた後は、葉についた水分をキッチンペーパーで拭き取っておきましょう。
大葉の育て方
大葉はとても強いハーブなので、ベランダのプランターでも十分成長してくれます♬種はホームセンターなどで1年中売られているので、探して見てください♬
大葉は、水と光があれば育ちますが、日が強く当たる場所は葉が分厚く、硬くなってしまうので、半日陰がいいです◎肥料なども必要なし!毎日水を切らさないように注意してください٩( ‘ω’ )و寒さには弱いです!
花が咲き、種を取っておくと次の年にも芽を出します♪
ぜひ大葉の栽培にも挑戦してみてくださいね★色々なお料理に使えますよ♪